編集後記

「がんこクリニック。」
その名からは想像もできない、
居心地の良い陽だまりのような場所・・・。
そんな診療所が、ここにはありました。

医療機関がホームページを作ろうとすると、
動もすると、これでもかと持論を振りかざし、
自分のところはこうですよ・・・、
私たちの強みはここですよ・・・と、
自己主張をされることが少なくありません。
患者さんが望んでいるのは
そんなことではないのにもかかわらずです。
しかし、がんこクリニックの
渡邉院長、原副院長はじめ、
看護師の皆さん、相談員や受付の方々に至るまで、
がんこクリニックのスタッフの皆さんは、
そんなことは微塵も感じさせない方々ばかりでした。 それくらい、謙虚であり、自然体だったのです・・・。
「医療とはこうあるべき・・・。」
「内科とは・・・。在宅医療とは・・・。」
そんなことを語るにはおこがましい。
我々はまだまだ未熟なんだから。
だからこそ、私たちはただ、
目の前の患者さんに全力を傾けるのです・・・。
私には、みなさんのその淡々とした
姿勢、潔さ、覚悟は美しくさえ思えました。
決して、
暖かすぎず、優しすぎず、いつでも自然体。
だからこそ、こんな居心地の良い場所で
在り続けられる・・・。
そう、全てが丁度良いのです。
だから、がんこクリニックの患者さんも、
先生も、スタッフの皆さんも、
あんなに柔らかな笑顔でいられるのでしょう・・・。
福岡市博多区板付。
近くに来られることがあったら、
是非がんこクリニックにお寄りになられてください。
遠い昔の日向ぼっこ・・・。
そんなことを思い出させてくれる場所ですから・・・。
そうそう、
ホームページ制作の時に
体重が100㎏を超えてしまった僕を
何度も何度も諦めずにあの手この手で叱ってくれた渡邉先生、原先生。
おかげさまで、体重は80 ㎏まで落ち、
いろんな数値が正常に戻りました。
お二方と看護師の皆さんは僕の命の恩人です。
本当にありがとうございました。
これからも宜しくお願い致します。

がんこクリニック公式サイトを制作させて
頂いたことを何よりも誇りに思いながら・・・

平成二十七年十一月
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